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ふくおか春の使者

レポーター:FM福岡 中島 愛

レポーター:中島 愛

おはようございます。エフエム福岡の中島愛です。

今日は春の風物詩、シロウオのお話です。
福岡では毎年この時期になると、ヤフードームのそばを流れる室見川にシロウオが遡上してきます。河口から数キロ上流にある川幅の広いスポット。ここに毎年シロウオ漁の簗(やな)を仕掛ける杭が打ち込まれます。
そして、獲れたてのシロウオを食べさせてくれる即席料亭が、簗のすぐそばの土手に現れ、「踊り食い」や「てんぷら」、「お吸い物」などが楽しめます。
福岡ではシロウオのお吸い物のことを「つくし」と呼びます。火をとおされ、透明な飴色から純白に色を変えたシロウオの曲がった体を「つ」「く」「し」の文字に見立てているんです。風流でしょう?
つくしが土手で顔を出すのもこの頃からです。
冬の間沈黙していた川に活気を与え、生きものたちの躍動を最初に伝えてくれるシロウオ。
彼らが遡上するのは産卵のためです。その産卵に必要なのは、美しい川と産卵に適した地形です。人間の都合で汚染され、整地された川では、シロウオは次世代を残せません。
この小さな魚たちがもたらす、情緒豊かな福岡の「春の表情」。
それを楽しめる心をいつまでも忘れずにいたいですね。

以上、エフエム福岡の中島愛がお伝えしました。

放送局:FM福岡

レポーター:中島 愛

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