
四季を通じてたくさんの種類の魚が水揚げされる瀬戸内海。春の訪れをつげるのは、先月、袋待網漁が解禁されたイカナゴです。このイカナゴ、今年は例年にない豊漁が続いています。倉敷市下津井の下津井漁港では、夜明け前に出た漁船が午後に帰港し、イカナゴが次々とかごに移されます。一隻で1トン以上も捕れる日もあるそうです。こんな豊漁は数十年ぶりということですが、海砂採取が禁止された効果とも言われているんです。砂地に産卵するイカナゴの漁獲量減少に影響があるとされる海砂採取を、岡山県は2003年から禁止しました。瀬戸内海にイカナゴが帰ってきたのかもしれませんね。そしてこれからは、このイカナゴを追って大きな魚もたくさんやってくるかもしれません。てんぷらなどに料理して食べるとおいしいイカナゴの袋待網漁は6月いっぱいまで続きます。