
今朝、私は上野動物園に来ています。
動物園のなか、不忍池では、現在、アースコンシャスな実験が行われているんです。
大量に繁殖したハスの芽を、白鳥に食べさせようという実験です。
かつては「渡り鳥の楽園」として知られた不忍池ですが、
いまは、夏になると水面がハスの葉に覆われてしまい、
渡り鳥が入り込んで休むスペースが、ほとんどありません。
渡り鳥が落ち着いて休めるような、情緒ある池を復活させたい!
とは思っても、人工的にハスの葉や茎を刈り取ると、
年間にかかってしまう費用はおよそ200万円もかかってしまうんです。
もしかしたら、植物をエサにする鳥を池に放せば
ハスを食べてくれるのではないか、という発想から実験が始まりました。
植物をエサにする白鳥が池に放たれたのは、3年前。
越冬の途中などで傷つき、保護された野鳥を中心に、
現在は、オオハクチョウ5羽、コハクチョウ7羽が、池の中を泳いでいます。
動物園の担当者によると、大量に育ったハスの量は、まだ、目に見える形で減っていないんですが、
長いスパンで実験を進めていきたいということです。
だいぶ春らしくなったこの季節、動物園でお散歩してみるのもステキですよね。
そのときはぜひ、近い将来、
渡り鳥で賑わっている、情緒溢れる不忍池を想像してみてください。
今朝は、真穂としみがお送りしました。

