
市と大学が連携する珍しい取り組みで、講義、水質調査といった体験講座、現地見学、ワークショップで構成されています。講師は、佐賀大学の教授陣だけでなく、他県の大学教授、企業の担当者など各分野から集まっていて、なかなか佐賀では聴けない貴重な講義が行われます。
今年度のフォーラムは昨日始まったばかり。今回は、環境問題、微生物の活用法、グリーン購入などの講義が予定されています。
参加者およそ200名の年齢層は幅広く、今年度の最年長は75才とか。学生と市民、企業が一緒に学び研究することで、世代間の交流も生まれています。
また、フォーラムでの研究結果をもとに、中学生が地域の自然について調べたり、大学生が学祭でゴミの減量をよびかけたりと、学んだことが、環境活動として地域に反映されています。
ただ学ぶだけでなく行動へとつながる佐賀環境フォーラムを通して、市民の環境への認識が着実に変わってきています。

