
昨年もお伝えした「打ち水」などの対策と共に、緑化運動も積極的に行われています。
その緑化運動をさらに広げていくには、正しい知識を持ったリーダー的存在が必要ということで、
大阪豊中市では、緑化活動の指導者となる人材を三年がかりで育成しようという試みがあります。
それが「緑化リーダー養成講座」です。
この講座は月一回ペースで複数年かけ、緑化リーダーを育成する講座で、府内でも珍しく、
二〇〇四年からスタートし、受講者は一年目に草花、二年目に樹木、三年目に草花にまつわる
ボランティアについて学んでいくというものです。
今年三年目を迎えた一期生が市道沿いの花壇で、土づくりから取り組んでいて、
一日に種をまいて育てたマリーゴールド、ペチュニアなどの苗千四百株以上を植え付けました。
今後、水やり、花の植え替えなど花壇を管理していくことになります。
また、種から苗を育てることを学ぶことで、あまり費用をかけずに丈夫で気候に合った苗を
確保することもできるそうですよ。
緑の少ない都市部では、こういう知識を持った人を育てることも、
重要になってきています。

