
九年庵は、佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治に築いた別荘と庭園で、9年の歳月をかけて庭園が築かれたことからそう呼ばれています。なんと、一般公開されるのは、毎年紅葉の時期、11月15日から23日までの9日間だけなんです。6,800平方メートルの庭園は、真っ赤なモミジと、ジュウタンのように一面に広がるコケのコントラストが美しく、平成7年には国の名勝に指定されました。
この美しい景観を楽しもうと、9日間で、例年約9万人が県内外から訪れるため、毎年地元の企業や団体が清掃活動を行っています。神埼町商工会女性部の皆さんも、その中の一つです。
緑のお揃いのハッピを身にまとった女性達、約20名が、クリーン作戦と題し、今年も公開前日に2〜3時間かけて九年庵周辺の掃除を行いました。以前に比べると、ゴミの持ち帰りも定着し、缶・ビンは減ったものの、なかなか減らないたばこの吸い殻に頭を悩ませていらっしゃいます。
「県外からのお客様に、地元を快く散策してもらいたい。」
一般公開の成功を願う気持ちが地域の人達を動かしています。

