
12月に入ってこのシーズン。表参道の代名詞といえば、やっぱり、ライトアップ♪
今年の冬を、待ちに待った、という方もいらっしゃるかもしれません。
というのも、表参道では、かつて、ケヤキ並木に40万個の豆電球をつけてクリスマスを盛り上げていたんですが、電球の熱が、ケヤキの枝を痛めてしまうという理由から、これまで、中止されていたんですよね。
そんな冬の代名詞が、今週の火曜日、「エコロジー」という看板を掲げて、8年ぶりに帰ってきました。
それが、「表参道アカリウム」です。
高さ6メートルのタワーが、60基、立ち並んでいまして、これらのタワー、もともとある街路灯の柱を使って出来ているんですが、柱を白い幕で囲っているので、中で光るライトは、行灯(あんどん)のような、柔らかく幻想的に見えるんです。
地元の方々による、「表参道を、物語のある街にしたい!」という想いからスタートした、今回の、街なみのライトアップの復活。
何よりも配慮したというのが、ケヤキを含む周辺環境の保護だったんです。
ランプは木に直接触れないようにして、また、消費電力が格段に少ないLEDライトを使用しています。
時期によって、光のバリエーションを変えながら、1月8日まで続くこのライトアップ。
自然環境に配慮したLEDライトを使用するイベントとしては、世界でも最大規模!ということです。このクリスマス、そして年末年始、東京に起こしになる際には、ぜひ、表参道の夜を歩いてください。

