
環境に関する講演会や観察会などに講師を派遣する
「環境教育アドバイザー制度」を設けています。
55人と一つの団体の環境教育アドバイザーが、幅広い環境問題に対して、
各専門分野から対応します。
大分県以外でもこのような制度があるそうですが、
平成16年からスタートしたこの制度で、今まで延べ143の団体と、
約1万3千人が受講し、環境問題への理解を深めています。
過去の講演項目は、
「地球温暖化」「エネルギー問題」「省エネルギー」「自然観察を通した環境学習」
「川にすむ生き物と環境」「ごみとリサイクル」など。
もちろん講演テーマは、環境に関することなら自由となっています。
アドバイザーの派遣費用などは県が負担してくれる為、
無料で興味のあることについて専門家から教えてもらい、
学ぶことができるという訳です。
この制度により、県民一人ひとりが環境問題により関心を高め、
また大分県が打ち出している県民総参加による「ごみゼロおおいた作戦」への
自主的な参加などが期待されています。
県では、より多くの県民のみなさんにこの制度の積極的な利用を呼びかけています。
賢く利用して、より環境問題に興味をもってもらいたいものですね。

