
枕崎市の酒造メーカーやかつお節製造の組合など5つの団体が連携して、カツオ加工後の残りかすと焼酎かすからペットフード素材をつくる技術開発に取り組んでいます。地域独自の素材を組み合わせ付加価値の高い製品を生み出すのが目的で、今年3月の完成を目指しています。枕崎地域ではカツオの残りかすが年間およそ2万トン発生、地域内外からの焼酎かすがおよそ7万5000トン処理されます。カツオの残りかすは現在安価な飼料や肥料にしかならず、焼酎かすは今年から海洋投棄が原則禁止となるため、それぞれで活用策が検討されてきました。開発中のペットフードは、カツオに含まれるカルシウム、焼酎かすに含まれる繊維やアミノ酸など互いの特徴を組み合わせ、栄養バランスやダイエット効果などの機能性を高めています。この事業は地域に新たな産業の創出と雇用促進を図るもので、環境問題になっている焼酎かす対策としての効果も期待されています。