
20世紀初頭、日本の銅産出の4分の1を誇ったとされる「足尾銅山」(1973年に閉山)。しかし、有名な「足尾鉱毒事件」や、銅山の煙害によって木が枯れて足尾から緑が消えるなど、大きな被害が出ました。そんな荒涼たる風景が今、少しずつある団体の活動によって回復しつつあります。その団体は、NPO法人「足尾に緑を育てる会」。平成8年の発足時から、足尾の山々に植樹活動を続け、今年で12年目を迎えました。次第に参加人数も増えています。神山会長は「なかでも、小学6年生を中心にした体験植樹への参加団体が増えているのが嬉しい」と話します。この活動はすぐに結果が出るものではなく、足尾の山が緑で覆われるようになるのは、まだまだ遠い先の未来です。大切なのは、子供や孫の世代にもこの活動を受け継いでもらい、継続していくことだそうです。団体の活動や思いも交えながら、緑の大切さをご紹介します。