
“遠州のからっ風”と呼ばれる強い風によって風紋ができ、美しい光景が広がるこの砂丘は、映画やプロモーションビデオの撮影などにもよく使われます。
しかし今、この砂丘が危機に瀕しているのです。この40年で約150mも海岸が侵食され、砂の上に草が生えてきたり、ひどいところでは過去に埋め立てたゴミが露出してしまったりしています。私も子供の頃から親しんできた砂丘ですが、昔はもっと海までの距離が長かったような気が・・・。
遠州灘に流れ込む天竜川の上流にダムができたため、上流から運ばれる砂の量が減ったことが一因と言われていて、現在は人工的に砂を運び込む作業なども行われていますが、抜本的な解決には程遠いのが現状です。しかし、何もしなければ今以上に侵食が進んでしまう!と、市民の皆さんや行政の地道な努力は続いています。
アカウミガメが産卵に訪れる場所でもある中田島砂丘。元気な赤ちゃんガメを海に帰すためにも、早く元の砂浜に戻って欲しいと願っています・・・。

