
しかし、18年度に日本一の座から陥落してしまいました。そこで、日本一の座、奪回を目指して、県・地元市町村・大学・県薬剤師会・市民団体などが集結し、「清らかな湖、美しい猪苗代湖の水環境研究協議会」を発足しました。
協議会発起人は、日大工学部学術フロンティア事業研究員中村玄生先生です。猪苗代湖を調査して13年の中村先生に、猪苗代湖の現状をお聞きしました。
猪苗代湖の水がキレイな理由の一つに、自然の浄化作用が備わっていることがあげられます。
簡単に説明すると、鉄山という峰の岩に含まれる鉄分が、沼平から流れて来るphの少ない温泉水に溶け込み、この水が水質を汚す原因となるリン濃度を下げてくれるんです。非常に素晴らしい自浄作用が備わった湖なんですね。
ところが、平成18年度の調査では、大腸菌群が基準を大幅に越える数値になってしまったため、水質日本一でなくなってしまいました。
「なぜ、」急激に大腸菌群が増加したのか。
その原因を追求するために、清らかな湖、美しい猪苗代湖の水環境研究協議会が中心となり、9月11日に一斉調査を行なうことにしているそうです。
奇跡のような天然の浄化作用を持つ猪苗代湖が一日も早く水質日本一に返り咲いて欲しいですね。そのためには自然の力だけでなく人間の力も必要です。
中村先生は、ゴミは捨てない、生活廃水を流さない、湖に浮かぶ水生生物を定期的に回収するなどを行なうことが、効果的だと話していました。

