
麓より10度気温が低い山頂には夏の間「アカトンボ」(アキアカネ)が避暑にやってきます。避暑にやってくるアカトンボは一体どこで生まれたトンボなのか?
アカトンボのふるさと探しが始まったのは昭和46年のこと、山頂でアカトンボを捕まえ、羽にしるしをつけて放します。秋になって、平地に降りたトンボにしるしが見つかったら、知らせて欲しいと呼びかけて、毎年行っています。
夏休みシーズンは希望すれば誰でも捕虫網と赤の油性マーカーを借りてトンボへのマーキングをすることが出来ます。
身近な生き物の生態について興味を持つことで自然に対する理解を深めてもらおうというこの企画。例年4万匹ほどのトンボにマーキングをしています。
大手スーパーの協力を得て、大々的にPRした年もあったんですが、実はトンボ発見の報告事例はあまり多くなく年に数匹あるか無いかなんだそうです。それでも御在所岳から伊勢湾をはさんで50キロ以上離れた愛知県の知多半島での発見の報告があったりと、継続してきたからこその成果が上がっているそうです。
私もトンボを捕まえて赤のマーカーで御在所岳の頭文字Gのマークをつけて2匹放しました。この時期のアカトンボはまだまだ体の色は薄いんですよ。
Gマークのアカトンボはどこで見つかるでしょうか?秋になってGマークのトンボを見つけたら、御在所自然学校059−394−7081までご一報ください。
この夏は三重県の御在所岳にいらしてあなた自身の手でアカトンボにマーキングしてください。そして、どうか身近な自然に目を向けてください。


