
きょうは滋賀県長浜市の花火師「柿木博幸(かきのき ひろゆき)」さんが開発、燃えカスなどのゴミの減量化に成功した花火、「エコ花火」をご紹介します。
普通の打ち上げ花火は「玉皮」と呼ばれる丸い容器に、色を出す「星」と呼ばれる火薬、その星を空中で四散し爆発させる「割火薬」が詰められています。ごみになるのは紙製の玉皮と、綿の実やもみ殻などで出来た割火薬が燃えきらずに落ちてきます。
柿木さんのエコ花火は、玉皮に秋田県の会社が作ったという環境に配慮したプラスチックを利用します。水分を含むと1日ほどで微生物が分解して溶けてしまいます、また黒いかすの原因となる割火薬は独自の工夫を凝らし、すすになって、従来のおよそ15分の1程度になったということです。
開発にあたって特にこだわったのは「エコ花火だからしかたがない」とか、「従来のものと比べると美しさが劣る」と言われないほどの完成度でした。
その甲斐あって、今年3月、秋田県でおこなわれた「新作花火コレクション2008」では「風に舞い散る花びら」と名づけた花火で銅賞を受賞。
「美しいうえに環境にやさしい。いいことづくし」と評判も良く、これからも県内外で利用の輪が広がってきそうです。

