
明治16年に岐阜県で採取されたので、この名前がついています。
本州の秋田県から山口県に分布しているんですが、アゲハチョウに似たその姿は、春の女神とも呼ばれ、羽を広げて止まるその姿は大変美しく、日本の固有種として、昆虫愛好家のあこがれの蝶なんだそうです。
でも実は今や絶滅寸前。マニアの乱獲や里山の放棄などの影響で今、数が激減し、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているんです。
このギフチョウを守り、増やそうと、山口県田布施町の住民が立ち上がりました。
山口県田布施町は、ギフチョウの本州最西南限の生息地。町の天然記念物に指定し、地元の方々が保護活動に取り組み、乱獲監視パトロールをしたり、生育環境を整備。
その熱意のおかげか、この春の調査でギフチョウの産卵数が去年の3倍以上に増えたことがわかりました。
幼虫の食べ物カンアオイは、人が適度に山に入り、里山を維持していくことで育つ植物。つまり里山がしっかり機能して、人と自然がいい関係であることの象徴がギフチョウなんですね。
7月くらいまでムシャムシャとカンアオイを食べ蛹になって春まで眠るギフチョウ。たくさんの蝶が舞うことを皆さん楽しみにしています!
秋田から山口に分布しているギフチョウ、東京では絶滅していると言われているそうです。
少しでもそんな状況にならないためにも、環境を大切にしたいですね。


