
現在、岐阜県関市にある農業用のため池・中池では、十数年ぶりに、「池干し」が行われています。
池干しとは文字通り、池の水を抜いて、底を天日に干すことで、池の水をきれいにしようというものです。
中池は今も94戸の農家の水を供給している大きな池で、水を抜くのに2カ月かかりました。
以前は2,3年に1度は池干しが行われていたんですが、近所の人が、白鳥が浮かぶ池の周りを散策したり、バス釣りの人気スポットにもなっていて、公園の池としても愛されています。
そのため、ずっと池干しを見合せてきたが、長年にたまった泥やごみで池の水は汚れ、水量も減ってしまったんです。
そこで、地元農家が中心となり、「かつてのような美しい池と、きれいな水でのコメ作りを復活させよう」と、池干し作戦がはじまりました。
先月行われた最後の水抜きでは、地元の住民約100人が、ひざまで泥にまみれながら何万匹もの魚をすくい出しました。
やはり外来種のブラックバスやブルーギルが大半を占め、在来種のコイやフナは、少なくなっていたそうです。
そこで、コイやフナは、愛好家にゆずったり、他の池に移動させ、在来種の生存を脅かすブラックバスやブルーギルは駆除しました。
中池の池干しは、年明けまで続け、来年の田植えに向けて雨水をためていくそうです。
中池いけ干し実行委員会では、「かつてのような美しい池と、きれいな水でのコメ作りを復活させたい」と期待しています。
きれいな池によみがえるといいですね。

