
岐阜県中津川市の木工作家・松井宏一さんが8年ほど前にオリジナルで創作した琴で、本来の琴と同じく13本の弦があり、サイズは3分の1。本格的なミニ琴です。
原材料は地元の桜や桐の天然木で、家具を作る際に余った、いわゆる端材。
音は本来の琴よりも高めで、天然の木ならではのやさしい音。木の材質により、柔らかい音や硬い音と個性がありますが、木目が細かいほうが良い音が出るそうです。
コンパクトサイズなので、持ち運びが楽で弾く時にそれほど力がいりません。今では岐阜県の東濃地方や名古屋を中心に愛好者の輪が広がっています。
「セミリオン」という名前は、セミナリー(勉強する)+音(おと)の造語で、松井さんが命名。「音楽が心の勉強につながれば」との思いから名付けたそうです。松井さんの願いを込めたセミリオンの優しい音色が、大きく広がるといいと思います。


