
備前焼で作られた風鈴は、五感で「涼」を感じさせてくれます。
備前焼は、釉薬を使わず、良質の陶土を松割り木で焼き締めて作られる焼き物です。
この作風は、千年の歴史を越えて、守り続けられています。
備前焼の特徴のひとつに、手作りのぬくもりが挙げられます。それを演出しているのは、炎のあたり方や灰のかかり具合です。
土と炎の自然な融合によって様々な姿を生みだす点は、備前焼の持つ大きな魅力です。
そうして生まれた素朴な土の味わいに触れている瞬間、豊かな自然の恵みを感じます。
備前焼で作られた風鈴は、風になびく度、柔らかい金属音を響かせます。
それは、陶土に多く鉄分が含まれているからだそうです。
その心地のよい音を聞いていると、自然と心が和み、夏の暑さからひととき開放されたような気分になれます。
地域で生まれた風鈴で感じる「涼」。夏を彩るアースコンシャスです
現在、サンルートプラザ東京で開催中のイベント『納涼全国風鈴祭り in 舞浜 2010』。
こちらで、備前焼風鈴が展示されています。会期は今月15日まで。
この機会に、岡山の「環境と人が織り成すサウンドスケープ」を、多くの人に体感してもらいたいです!
※写真は、取材でお話を伺った備前焼作家・永末隆平さん


