
はたや記念館「ゆめおーれ勝山」は、明治38年(1905)から平成10年(1998)まで勝山市の中堅機業場として操業していた建物を保存・活用したもので、ミュージアムとしての役割も果たしています。
しかもこの建物は、勝山市指定文化財、国の近代化遺産に認定されています。2階建てで、1階には、実際に機屋(はたや)で使われていた織機を動態展示しているほか、卓上織機による手織体験が楽しめます。
2階には、糸繰機や整経機が動態展示されていて、機屋の中で動いている機械を目と耳とで体感できますし、機屋に関する歴史がパネルや映像を使ってわかりやすく展示されています。
今ではずいぶん少なくなってしまいましたが、昔は町を歩けば、あちこちから織機の音が聞こえたそうです。今日は、「夢おーれ勝山」の織機の音を皆様にお届けします。
織機は半木性織機といって、半分は「木」、半分「鉄」で出来ている昭和25年製の自動織機です。
織りというのはまず縦糸を織機にかけ、横糸を巻いたシャトルを通して織っていきますが、このような昔ながらの製法で絹織物を作っている会社は、今では勝山市内でもたった一軒となってしまいました。
明治から大正にかけて福井県を支え続けた産業、お年寄りにはちょっと懐かしい音なのではないでしょうか。


