
カツオ資源の実態調査などを目的に、カツオ産業の盛んな全国16市町の首長と大学・学術団体の関係者12人が発起人となり、今月8日、黒潮町佐賀で「日本カツオ学会」が設立されました。
有効利用の研究や、漁法など地域文化としての情報交換も進め、地域、産学官の枠を超えた連携でカツオ産業の振興を目指すとしています。
この「日本カツオ学会」は、カツオ一本釣りで有名な佐賀新港を持つ黒潮町と高知大が、昨年10月から水産業振興の連携事業を進める中で企画し、全国に呼びかけたもので、2009年秋に黒潮町佐賀で開かれた「第1回カツオフォーラム」では、各地の漁師から「カツオが以前のように穫れなくなった」「魚体が小さくなった」などの声が挙がり、南方での外国巻き網船団による乱獲も指摘されていました。
こうした現状を受け、学会では、資源の実態を調べるとともに、流通や消費の現状を把握する一方、付加価値を高めるなど新しい活用の可能性も研究するとしています。


