
この山で深刻化しているのがシカの食害です。
山頂周辺ではシカが好むササやツツジなどの9割以上が枯れています。
5年前まで青々と茂っていたというクマザサの群落が、シカに食い荒らされ、一面に枯れた草地が広がっています。
増えたシカの対策はできないのか、と思われるでしょうが、ここは国定公園に指定されいますので、特別な許可が無い限り、開発や狩猟は禁じられています。
昨年、NPO団体の「三嶺の自然を守る会」は、徳島県主催の「ラス巻き」の活動に参加しました。
ラス巻きは、シカが木の皮を食べないように木の幹に網を巻いたり、植物群落に柵を設ける作業です。
さらに、12月からは環境省が頭数調整で駆除にも乗り出しました。
これまでの自然保護活動によって、人からの破壊はほとんど心配ない状況となりましたが、地球の温暖化でエサが不足、ジカの頭数が増加して過剰生息により、植物が急激に破壊されている山の現状があります。


