
去年公開された「書道ガールズ」という映画をご存じでしょうか。
愛媛県を舞台に行われた「書道パフォーマンス甲子園」がテーマの映画です。
愛媛県は全国有数の手すき和紙産地で、全国の出荷額3位、その1割程度を占めています。
県内には伊予手すき和紙、周桑手すき和紙、大洲和紙の三つの手すき和紙があります。
特に大洲和紙の歴史は古く、生産工場の天神産紙は昭和の始めには、日本一の大規模工場といわれていたそうです。
この紙漉、気温によって製品の品質が異なります。
水温と気温の差が余りない冬場の方が良く、「寒漉き」といって1月2月に良質の紙ができます。冬場の方が原料が腐りにくく、のりもよくきくからなんです。
寒々とした作業場では、伝統を守りながら、大洲和紙を作り続けるため、今日も職人さんたちの紙漉の音が響きます。
※ポッドキャストで今日の『音風景』がお聴きになれます。


