
宮崎はひゅうが(日向)の国と呼ばれ「神話や神楽伝承の王国」です。そこで生まれた神楽は、生活の安定を願い、豊作や豊猟(漁)を祈願し、感謝するといった、「祈るこころ」を形に表したものになります。
宮崎県内では、現在、神楽の奉納が四季を通じて行われており、特に11月から2月にかけて集落の神社から氏神様を神楽宿と呼ばれる民家にお迎えして行われることが多いです。一年間で350近い神楽が各地で舞われています。
夜を徹して奉納される夜神楽では神楽の間に 煮しめやかっぽ酒がふるまわれ、見物人と舞い手がひとつになった、まさに集落をあげての「和のお祭り」と位置づけられています。
そして今回、私がお邪魔したのは、そんな神楽をもっと多くの人々に触れてもらおうと企画されている「宮崎たまゆら温泉 かぐらまつり」です。
これは宮崎市の大淀川沿いにある4つのホテルが期間中の週末持ち廻りで神楽宿になるもので、県外からの宿泊客のみなさんにもたいへん好評の行事となっています。3月26日まで行われていますので宮崎にお越しの際は是非チェックしてください。
古来から伝わる、“ヒト”と“自然”とを繋ぐ架け橋<神楽>。次の時代、次の時代へと受け継いで生きたい“宮崎の音風景”でした。
※ポッドキャストで今日の「音風景」がお聴きになれます。


