
6月に、「世界自然遺産」に登録された東京の小笠原諸島ですが、これまでどこの大陸とも繋がったことのない独自の生態系を持っているからこそ“外来種”の侵入に非常に弱く、“ガラスの生態系”とも呼ばれています。
今回のツアーのターゲットは、外来植物の「アカギ」。
「アカギ」は25メートルほどにもなる樹木ですが、成長がとても早く、繁殖力も生命力も強いことから問題になっています。
例えば、アカギの木が倒れたら、その倒れた木から、おびただしい量の芽が出てくるほどなんだそうです。そして、この「アカギ」が、島の中で繁殖してしまうと、日光を遮って、固有植物の「シマホルト」が成長できなくなってしまいます。
さらに、この「シマホルト」は、天然記念物の「アカガシラ・カラスバト」が食べる実をつけますので、餌が減ることで「鳥類」への影響も心配されているんですね。
今回参加するボランティアのみなさんは、東京近郊はもちろん、岩手や愛知、新潟からも集まった18名。ツアーは、5泊6日で、8日に竹芝桟橋を出発、船内で1泊した後、母島へ行って、小さいアカギを引っこ抜くなどの作業をします。
「小笠原」に行ってみたい方もたくさんいると思いますが、こういった“ガラスの生態系”を守るツアーに参加してみてはいかがでしょうか?


