
阿蘇郡小国町の杖立温泉、戦後「九州の奥座敷」と呼ばれ歓楽街温泉として栄えた温泉郷に今年も多くの鯉が空を泳ぎました。
「杖立温泉こいのぼり祭り」は、今年で38年目。
河川を跨いで、群れを成すように鯉のぼりを泳がせるイベントが全国で見られますが、その発祥地がこの杖立温泉です。
川の両岸は温泉宿。湯けむりとこいのぼりは、とても風情ある景色です。
もともと杖立温泉は、土地が狭く、こいのぼりを立てることが難しかったんです。
それでも男の子の生まれたご家庭では、健やかな成長を願ってこいのぼりを掲げたい!
鯉のぼりを揚げるには困難なこの地域で、健やかな子供の成長を願って、川の両岸を1本のロープでつなぎ、鯉のぼりを掲げたのが始まりとされています。
そのうちに、家に眠っているこいのぼりがあると他の地域からもこいのぼりが届くようになりました。
その後、近隣の地域からも鯉のぼりが届くようになり、杖立温泉観光協会がさらに全国に呼び掛け現在に至っています。
先日までこの温泉街を流れる杖立川に3,500匹もの鯉のぼりが元気に泳いでいました。
温泉の湯けむりと鯉のぼりは、とても風情があり、またその泳ぎっぷりは圧巻です。
全国のみなさんの協力があって続いているこの「杖立温泉こいのぼり祭り」は、鯉のぼりのリユースから累計5万人の観光客が訪れる祭りになりました。
こいのぼりは、一年中募集していますよ。


