
鹿児島県は竹林面積が日本一で竹が豊富な場所ですが、今、放置された竹が森林を侵食し荒廃させてしまう、いわゆる放置竹林が全国で問題になっています。
そこで、環境のためにも有効活用ができないかということで、鹿児島県薩摩川内市に工場がある製紙会社では、1998年から国産竹の有効活用の取り組みを始めたそうです。
タケノコ農家やチップ工場の協力をいただき、試行錯誤しながら、国産竹100%の紙の製造販売までこぎつけた!ということなんです。まさに、竹から生まれた紙物語・・・。
関係者の方にお話をうかがったところ、竹は中身が空洞ですので運搬効率が悪く、紙の生産を始めた当初は竹を安定的に集荷することができなかったようです。
しかし、タケノコ農家の方を中心に竹が持ち込まれるようになり、今では「山をきれいにしたい」という地域の方々の思いに支えられ、竹紙の生産を行なっています。
また未来に向けて低炭素な社会を作るために、全国で様々な活動が行われていて、その活動をプレゼンテーションする大会、2月に行われた低炭素杯2012、では、川内工場の方々が、鹿児島県代表として発表し、審査員特別賞・最優秀プレゼンテーション賞を受賞されたそうです。
国産竹の活用は、地域の竹林管理や隣接する里山の保全再生、生物多様性の保全に貢献するので、これからも、環境貢献活動を積極的にされていくということでした!


