
金沢港から近い金沢市大野町の大野お台場公園には
地元のボランティアグループ「からくり楽会」の皆さんが3年がかりで手作りしてきた
広さ27.4平方メートルのビオトープがあります。
雑草を取り除く作業など苦労が多かったそうですが、
その努力が実って、今年からメダカやサワガニなどが定着し始めました。
環境省の絶滅危惧種に指定されているメダカが
元気に泳ぎ回っているだけでも観察のし甲斐があるんですが、
興味深いのはこのビオトープのすぐ傍に海水を引き込んで作った池があるという点です。
この池はビオトープとして整備されたわけではありませんが、
ここではボラやエビなど海の生き物が確認できるんです。
こんな風に淡水と海水の生物が豊かな自然の中で
いっぺんに観察できる環境というのは全国的にも珍しいそうです。
今のところ、この公園でエコイベントなどを開く計画はないんですが、
小学生の遠足コースに組み込まれるケースが増えていて、
生物多様性の保全を考える上で、今後見逃せない施設になっていきそうです。


