
今朝は、徳島県と高知県の境、海陽町(かいようちょう)から「ハッチョウトンボ」の話題です。
ハッチョウトンボとは体長約2センチほどで、雄は胴体の赤が鮮やかです。
日本一小さなトンボとして知られ、世界的にも小さなトンボの部類に属し、絶滅危惧種でもあります。
海陽町指定の天然記念物で、指定した1993年に生息環境を守ろうと
休耕田約30アールを、トンボ公園として観察用の遊歩道などを整備しています。
しかし、公園を管理する町の人員不足で生息環境が悪化して、産卵や幼虫の生育場所となる湿地が
草で覆われたり、渇水気味になって、絶滅を危ぶむ声も出ています。
隣町、牟岐町(むぎちょう)の農業中山徹(とおる)さんは2000年から
このハッチョウトンボ保全活動に取り組んでおり、今年は、環境条件が良い自生地などでは、
400匹を越えるハッチョウトンボが確認されたということです。
水耕田を耕し、水を張ると数は増えますが、耕作放棄地では草が生えて増えません。
中山さんは、「絶滅せず生き続けてほしい、そして環境保全活動の仲間が増えてほしいと話していました。

