
今年11月、全国のウミガメ研究者や保護団体の方々が集まる
「日本ウミガメ会議」が、静岡県牧之原市で開催されます。
ウミガメの生態についてはまだ解明されていないことが多く、
毎年この会議で全国各地のウミガメの調査結果や保護活動についての報告が行われています。
この牧之原市の相良海岸で、アカウミガメの観察・保護を行っている
ボランティア団体が「カメハメハ王国」です。
相良海岸では、かつてアカウミガメの産卵・孵化が多くみられたそうですが、
その数は年々減っているのが現状です。
原因のひとつとして砂浜の侵食が挙げられており、定期的に砂浜の状況を調査したり、
砂が風で飛ばされるのを防ぐ生垣を作ったりする活動を行っています。
また、産み落とされた卵の保護、海岸清掃、地域の皆さんへの啓蒙活動等、
「カメハメハ王国」の活動は多岐にわたっています。
“王国”というだけあって、スタッフは“大王”をはじめ、“女王”“大臣”などと
名付けられていて、“憲法”まで制定されているところがユニークな点。
建国したのは15年前、その後、賛同した“国民”が増え、
地域の皆さんの意識も徐々に向上してきました。
毎年夏には生物学を学ぶための合宿を開くなど、“王国”の次の世代を担う
子供たちへの環境教育にも力を入れ、さらなる発展が期待されています。
そして、今年11月には、全国からウミガメの研究者や保護団体のメンバーが集まる
「日本ウミガメ会議」が牧之原市で開催されます。
学術的な研究結果や各地の取り組みが発表されるそうですよ。


