
佐賀市諸富町は、筑後川を挟んで福岡県大川市と隣り合い、
大川と同じく「家具の町」として親しまれています。
そんな諸富で家具の材料販売を行っている会社が、
生産中止になった板を使って、リサイクルの下敷きづくりに取り組んでいます。
板といっても、木材ではなくメラミン樹脂製の化粧板で、
家具や調度品のモデルチェンジに伴い、
毎年多くの柄が廃盤となり焼却処分されていました。
これらを捨てずに活かすとともに、子どもたちに地元の産業を
身近に感じてほしいと作り始めたそうです。
B5サイズの下敷きは、縁が丸くなっていますが、
これは、社員の皆さんが1枚ずつ手作業で仕上げています。
毎年およそ1,500枚を作り、この3年間で地元の14の小学校にプレゼントをしてきました。
もともとキッチンやテーブルの天板として使われるものなので
木目調の高級感ただよう柄だったり、赤や黄色のポップな柄だったりと、
バリエーションも豊富です。
子どもたちからは、「環境に優しくて良いアイディア」
「手作業で大変だとわかった」「中学でも使いたい」
「角ばっているところに少し誤差があり、そこに真心があることがわかった」などの
嬉しい感想が寄せられています。
この下敷きを使った子供たちが、地球環境のこと、そして自分たちを
思ってくれている大人が周りにいることを感じてくれればいいですね。


