
大分からは、「小学生が取り組む、藻場(もば)育成活動」についてです。
海の砂漠化といわれる「磯焼け」。
海藻が減って岩場が露出する現象で、全国各地で発生し、深刻な問題となっています。
そんな「磯焼け」を防止しようと、大分県と宮崎県との県境に位置する、佐伯市蒲江(さいきし・かまえ)の小学生達が日向灘(ひゅうがなだ)に面した地元の海の藻場育成活動を行っています。
この地域の海も、1997年頃から磯焼けが発生し藻場が大幅に減少。
サザエやアワビ等が激減して漁場が荒廃したそうです。
そこで、地元漁業者らは、2007年から、2009年からは、地元小学生も一緒に藻場育成活動を始めました。
毎年ちょうどこの時期に、トウモロコシの繊維でできた”スポアバッグ”を海へ投入しています。
スポアとは、海草から種となる胞子のこと・・・胞子のバッグです。磯やけ対策の特効薬といわれています。
大きさは、縦70センチ、横30センチほどで、地元の海に自生している海草のホンダワラを取り付けて、ここから胞子が出て、磯に定着する仕組みなんです。
活動を通して小学生たちが、海の環境を守る大切さ、海草や魚などの生態系について興味を持ってくれること、そして今年も藻が順調に育ってくれることを願います。


