
今日は、東京・荒川区にあります「荒川自然公園」から。
ここ「荒川自然公園」では、ただいま、期間限定でオオムラサキ観察園が開園されています。
特に、雄のオオムラサキは、青紫色の下地に、白や黄色の斑点があって、とても美しい蝶!!
日本中どこでも見られる蝶だったこともあって、国の蝶=国蝶(こくちょう)に選ばれたほどなんですが、今では、数が減って「準絶滅危惧種」に指定されています。
昔は東京にも生息していましたが、雑木林の減少や、幼虫時代の餌であるエノキの葉が減少したことで数が減ってしまいました。
エノキはどこでも育ちやすく発育も良いのですが、人間にとってあまり必要ではない木(材木にならない)だったため切られてしまったことが減少した原因だろう・・・ということなんですね。
そんな国蝶が見られる「オオムラサキ観察園」を行っているのは、NPO法人「オオムラサキを荒川の大空に飛ばす会」です。
この観察園で、8年前からオオムラサキを飼育されているんですが、当初は、専門家から、オオムラサキを東京で育てるのは無理と言われていたそうです。
でも、何度も何度も失敗を繰り返してようやく安定して育てられるようになって、現在飛んでいるのは、8代目の蝶になります。
「飛ばす会」の方は、このままオオムラサキの観察、飼育を続けて、「いずれ以前のように東京の空をオオムラサキが飛び交うようにしたい」とおっしゃっていました。
オオムラサキ観察園は、7月28日までの期間限定で、土・日・祝日に開園します。
美しいオオムラサキが、飛び回っている姿を楽しんでいただきながらも、なぜ減ってしまったのかも、一緒に考えるキッカケにしてほしいですね。


