
会津地方で、日頃欠かせない布として人々に親しまれてきた会津木綿は、地味で素朴ながらも美しい縞模様が特徴です。
厚地で丈夫、さらに肌合いが良く、保温性、吸汗性があるため、日常着や作業着に使用されています。寒さが厳しく、夏は盆地で暑くなる会津の気候風土の中、会津人にとってかかせないもの。400年の歴史を持っています。
県指定の伝統工芸品として、着物だけでなく、巾着、バッグ、小物などに活用されています。
東日本大震災後は、品物の動きが止まってしまいました。注文が入らず、観光客も遠ざかってしまい、在庫も抱えてしまったそうです。そんな中、放射線の検査を受けたり、携帯電話の景品に使ってもらうなど努力を続け会津木綿のよさを伝えてきました。
そして、今年、テレビで放映されている「八重の桜」で、衣装として会津木綿が着用され、人気が一気に高まったそうです。現在、お客様の声に応えるべく、フル回転で作業されているという事です。
夏は、汗を吸い、涼しく風を通す会津木綿。昔ながらの素材は、ちゃんと工夫がされていて、今、使うとエコに繋がります。

