
福井県越前市今立地区は「越前和紙」で有名な地域なんですが、その越前和紙を手がける地元・製紙会社が、今取り組んでいるのが「ヨシ紙」作りです。
「ヨシ」というのは、水辺に多く生える多年草の植物で、河川などの水中に含まれるリンやチッソを吸収して育ちます。リンやチッソは水の富栄養化の要因といわれているので、ヨシがこれを吸収することによって水質は浄化されているのです。
しかしこのヨシ、およそ1年で枯れてしまいます。枯れたまま放置しておくと、新たに生やすことができず、だんだんとその数は減っていきます。刈取りやヨシ焼きをすることで、数の減少を防いでいるんです。
その刈り取ったヨシを有効活用するために、取り組んでいるのが「ヨシ紙」作り。大阪府高槻市の淀川河川敷にある「鵜殿(うどの)ヨシ原」で刈り取ったヨシを使ってパルプに加工。そのヨシパルプを30%から100%配合したヨシ紙となっています。
ヨシで作ったヨシ紙には、普通の紙には無い暖かな風合いがありますよ。ヨシ原を守るための「ヨシ紙」あなたも使ってみませんか?


