
岩手県の沿岸最北の町で連続ドラマ「あまちゃん」でも登場した南部もぐり発祥の地「洋野町」の小学校で毎年行われている「磯掃除」についてです。
磯・岩場を清掃する磯掃除ですが、なんと60年以上も続いている伝統行事なんです。
今年も洋野町の角浜(かどのはま)小学校の1年生から6年生の全校生徒53人が参加して干潮の時期の、先月7月10日に磯掃除が行われました。
小学校からバケツを手に、2キロ先の海岸まで歩いて行って作業を行います。
磯掃除では2つの作業を行います。まずは三陸の海の幸であるウニやアワビのエサとなる海藻を食べてしまう「ツブ」や「ヒトデ」の除去で、漁業の大事な資源保護のために行われます。
2つ目は海岸に漂着したゴミ拾いです。ペットボトルや発泡スチロールなど20分の作業時間で今年は45リットルのゴミ袋10袋以上集まりました。
小学1・2年生の低学年の生徒たちは清掃よりも岩場にいるカニに夢中だったそうですが…
昔に比べ、海のすぐ近くに住む子どもたちも海との関わりが減ってきているそうなんです。
「磯掃除」は環境教育の一環で行われている行事でもあるんですが、海のいきものと触れ合う機会としても毎年生徒たちが楽しみにしている行事のひとつになっています。


