
突然ですが、目の前にある木製品や木造建築物がどのくらいのCO2を吸収しているか、見当がつきますか?
琵琶湖東岸の山手に広がる多賀町などの森林に関わるメンバーでつくる「湖東地域材・循環システム協議会」通称「kikito(キキト)」が2009年に、当時、近畿で初めて、スタートさせたのが、木製品と木造建築物を対象にした「びわ湖の森・CO2固定認証制度」です。
これは、利用されている木材が固定しているCO2を具体的に数値化するものです。
今まで抽象的でしかなかったCO2固定量を、具体的にすることで、環境への貢献の実感と、その家具や住宅を廃棄すると大気にそれだけのCO2を排出することになる、という考えも芽生え、木を大切に長く扱うことにもつながり、地元業者にとっては、製品のPRポイントにもなっています。
測定は、有識者による第三者機関の「びわ湖の森ローカルシステム専門委員会」が、年に一度、申請案件を使用される木材の量から算出し、木製の認証書を発行しています。
制度が始まって5年ほどで44件・約82トンCO2の認証を行っています。
森林の機能を低下させることなく、長く保つには、適度に木々を伐採しなければなりません。
この「びわ湖の森・CO2固定認証制度」をきっかけにさらに地元産の木材を利用することが増えていければ、と思います。


