
高校の野球部などで使われていたボールも、使っていくうちに破れたりして使えなくなって行きます。そのボールを修繕して、再び練習用の野球ボールとして使用できるようにする「エコボール」というものがあります。
このボールの修繕に取り組んでいるのが南相馬市鹿島区の自立研修所ビーンズなんです。
障害を持たれた方が、自立することをサポートする自立研修所で、その中で、野球の硬球ボールの修繕が行われています。
地元・福島の高校「聖光学院」野球部から200個のボール修繕の依頼を受け、1個ずつ丁寧に、仕上げていきました。
ボールの修繕には1個、約1時間かかるんだそうで、200個全部仕上げるのに約2カ月を費やしたそうです。
修繕が終わったボールは、作業に携わった方々が、直接、野球部が練習するグランドに行って、部員らに手渡しました。
引き渡しの後には、部員らと施設利用者がキャッチボールやバッティングなどで汗を流したんですよ。
聖光学院野球部では、今後もビーンズにボールの修繕を依頼していきたい、と話しています。丁寧に直されたボールがつなぐ、野球部員と施設利用者の心の交流が、これからも深まっていきます。

