
山口市嘉年(かね)上の嘉年小学校は、山口県の山間部に位置する全校生徒7名の小さな小学校です。
この学校では、環境問題を考えるきっかけにしようと1995年から成長が早くCO2たくさん吸収するといわれる植物ケナフを育てています。
ケナフは高さ3〜4mにもなる一年草、茎から繊維がとれることから、紙の原料にもなります。
子どもたちは、植物を育て観察するだけでなく、このケナフを原料にして毎年紙すきの学習もしています。
一緒にトロロアオイという粘りのある成分が取れる植物も栽培し、ケナフのパルプとトロロアオイの粘液を混ぜて紙をすくんですよ。指導するのは先生とお父さんたち。
そして、3人の6年生は手漉きで自分の卒業証書のための紙をすきました。
(6年生以外の4人ははがき用の紙をすいたそうです)
この地域は去年7月には、豪雨に見舞われ畑の土が流される被害も出ましたが、すぐに対応したためケナフは何とか無事育ち今回も紙を漉くことが出来ました。
3学期が始まり、学校生活も残り少なくなってきました。
思いっきり楽しんで、3月には世界に一つの手漉き卒業証書を手に笑顔で旅立って欲しいですね。


