
約1か月後は、八十八夜!
いよいよ新茶の季節がやってきます。
そんな茶処・静岡から、今日は「茶草場農法」の話題をご紹介!
茶草場農法とは、茶園周辺で刈り取ったススキやササなどを、茶畑に有機肥料として投入する農法です。かつては、日本各地で見られた農法ですが、生産方法の変化や時代の変化にともなって、現在では、ごく一部だけで続けられています。
この伝統的に継続されてきた農法は、キキョウ等の植物や、羽のないバッタ「カケガワフキバッタ」等の貴重な動稙物が住む場所も提供しているのです。
つまり、お茶を作りながら、自然も守っているということですね!
人の手が入って草を刈ることは、一見すると自然を破壊しているようにも見えますが、実際には、人の手が適度に入った里山環境では、多くの生物種が生息することが知られていて、この時期は、ハルリンドウが薄紫色の小さな花を咲かせています。
良いお茶を作ろうとする農家の方々の営みと、生物多様性の確保が両立しているのは、世界的にも珍しく、昨年5月に、世界農業遺産の認定を受けました。
世界に誇る農法で作ったお茶は、どんな味がするのかな?新茶のシーズンが待ち遠しいですね!
写真提供:『静岡の茶草場農法』推進協議会


