
美しい風紋、巨大な砂浜、鳥取を代表する観光地、鳥取砂丘。
しかし、かつてこの砂丘は雑草に覆われる「草原化」に苦しんできたのです。
昭和45年頃、砂丘には本来生えていない植物が目立ち始め、砂丘の景観が悪化していきます。
砂丘の草原化を防ぐためには外来植物を除草していかなければなりません。しかも数年間に一度の除草では、他から種子が飛んでくるため効果が出ないのです。継続的に行わなければなりません。
そこで美しい砂丘を守るため、鳥取砂丘再生会議が立ち上がります。
動植物の生態系を守るため除草剤を使わず、地道な手作業が始まりました。
まず参加したのは企業・団体によるボランティア除草。毎年多くの方が参加されています。
そして、平成22年からは観光客の皆さんによる「除草ツアー」「除草体験」も企画されています。
平成25年度には4月27日から10月31日までの土日・祝日を中心に、延べ1880人もの観光客が除草体験に参加しています。
また、個人・団体が一定区域を責任を持って除草を行う「アダプトプログラム」という制度も始まりました。
「みんなできれいにしたい!」この多くの人々の努力が遂に美しい砂丘を蘇らせたのです。


