
群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」がいよいよ来週には世界遺産に本登録されるのではと期待が高まっていますが、今回はそんな「富岡製糸場と絹産業遺産群」の1つ、群馬県の西部、ねぎとこんにゃくの名産地でもある 下仁田町にある「荒船(あらふね)風穴(ふうけつ)」が、実はとってもエコな場所だったことを、お伝えします。
「荒船風穴」は、絹・シルクを生み出す「カイコの卵」を保存した場所で、シルクの世界への輸出量を増やすのに貢献した場所なんですけど、この荒船風穴、「風穴」という漢字のとおり「冷たい風」が吹き出る場所を探して、掘り下げて、石垣を積んだ建物で冷気を閉じ込めた、まさに「天然の冷蔵庫」なんです。
岩と岩の隙間に、冬にたまった冷気などで「氷」ができて夏でも 冷たい風が出てくると考えられていて、現在も、ひんやりとした風が 吹き出していているんです。
明治時代、世界にシルクを普及させる きっかけをつくった「荒船風穴」
群馬を訪れた際は、是非、ほかの遺産とともに、見学してみてください。


