
徳島市から車で2時間、太平洋に面し高知県に接した、海陽町鯖瀬地区。
20年ほど前までは150人の住民が住み、水田が広がっていた町ですが、人口減少とともに後継者難などで農業から離れる人がふえ、荒地となった耕作放棄地が広がっています。
こうした現状を憂いた地元の町おこしグループ「鯖瀬地区日本一プロジェクト」が、この耕作放棄地を再生する運動を
行っています。
これまで、雑草の刈り取りや用水路の清掃などに取り組み、1年半かけて約2ヘクタールの畑を復活させました。
そしてこの土地を生かして麦の新品種の栽培に取り組んでいます。
「キラリモチ」という品種で、食感に粘りがあり食物繊維も豊富で、健康食品としても注目されるほか、麦ごはんにしても白さがあり、見劣りしない品種だそうです。
ここ鯖瀬地区は弘法大師の伝説が残る鯖大師があり文化も豊かな土地柄。
会代表の福岡守さんは、「仲間との結束で耕作放棄地を農業で盛り上げたい。10年後には町の特産品になるように自分たちがやれることからやっていきたい。」と話しています。


