
伝統文化が根付いている金沢は普段でも着物姿で街を歩いている方をよく見かけます。
今の季節ですと、浴衣でそぞろ歩きをする女性も多く、とても涼しげな印象です。
そんな着物が映える金沢で、着なくなった古い着物を無料で引き取る活動を続けている団体があります。それはNPO法人「日本きもの文化振興会」!
なんと集まった着物はすでに5万着以上あるといいます。このNPO法人を主宰しているのは地元の呉服卸会社で、そもそもこの活動は着物がいらなくなった人と、着たい人との「橋渡し」をしたいということで始めたそうなんです。
たとえば観光客の皆さんの中で、着物を着て金沢を歩いてみたいと考える人は少なくありません。そうした方に着物を貸し出して、着物の魅力にふれてもらっているんです。
また、高齢者の施設を訪問するときに着物を持っていくと喜んでもらえるそうです。
「着物をたんすの中に眠らせておくのはもったいない」ということで始めた着物の引き取りですが、モノを大切にするエコの面だけでなく、日本の伝統や美意識を後世に伝えるという点でも一役買っているような気がします。


