
今日は、愛知川(えちがわ)河畔林(かはんりん)の会の活動をご紹介します。
地元住民を中心に、学識者や県の担当者など、80人ほどで構成されていて、県の東部を流れる1級河川・愛知川(えちがわ)の下流に、10キロほどにわたって広がる、県内でも有数の広さの河畔林のなかの枯れ竹の整備活動を行っています。
愛知川河畔林の会が発足したのは、7年ほど前です。
その頃、この河畔林には、環境省の絶滅危惧種を表す、レッドデータブックに掲載されている、クマガイソウや国の蝶、オオムラサキなどが生息していたものの、手入れをしていなかったこともあり、不法投棄がひどくなり、そうした貴重な生物の命をおびやかすことになっていました。
また、そもそも洪水時の堤防防護を期待されて作られたものの、手入れをしないと、その治水機能効果が薄れることもわかったためです。
会では、定期的に枯れ竹(かれたけ)を伐採し、チップ化して、河畔林の散策道に敷き詰める整備活動を続けています。
昨年の、大雨特別警報が発表されるほどだった、台風18号の洪水時でも、河畔林の中の枯れ竹のチップや落葉などは、ほとんど流失することがなかったほどで洪水の激流を緩める効果が確認されました。
この河畔林の枯れ竹の整備活動を続けることが、環境を守るだけでなく、地域を守るものになるのかもしれません。


