
青森市のNPO法人「海の里づくり」では、「アマモ」の移植活動を行っています。
「アマモ」は海草(うみくさ)の一種。海草は、海に生える種子植物のことで、コンブやワカメなどの海藻(かいそう)より、陸上の稲などの植物に近く、根・茎・葉の区別があり、花が咲いて米粒ほどの大きさの種を結びます。
アマモの仲間が、草原のようにまとまって生えている場所が「アマモ場」。ここは、青森県を代表する海産物のホタテやナマコをはじめ、さまざまな魚の住処(すみか)や稚魚の育成場、餌場や産卵場となる大切な場所です。
青森県の陸奥湾は、「アマモ」や「スゲアマモ」による「アマモ場」が広がり、環境省が日本最大のアマモ場と報告されています。
しかし、海岸工事や桁曳き(けたびき)漁業や海の濁りにより、1978年の7231ヘクタールから2000年には4846ヘクタールにまで減少しました。
「海のゆりかご」とも言われる「アマモ場」を守り、後世に残したい。NPO法人「海の里づくり」では、陸奥湾でのアマモの移植活動をはじめ、親子を対象とした「勉強会」を開催しています。
減少するアマモ場の回復が第一の目的でもありますが、まずは、子どもたちに「海を好きになって、関心をもってもらいたい」と考え、さまざま活動を行っています。
また、9/27(土)には青森市で「全国アマモサミット2014inあおもり」が開催され、その模様はインターネットで全世界に発信されました。


