
高松市の東部にある牟礼町・庵治町で産出される庵治石は、高級石材として、古くから墓石、灯篭、彫刻などに用いられています。多くの芸術家にも愛される、品質が高くて、非常に貴重な石なんですよ。
しかし、その貴重で高価な要因の一つに、庵治石の丁場は、岩盤に入っている亀裂が多く、大きい石が採れにくいことがあります。ですから、採石された庵治石が、実際に墓石や灯篭、彫刻に用いられるのは、ごくごく僅かで、その大半は、建築用に使われたり、捨石といって、埋め立てなどに使用されるんです。
そこで、高松市在住のあるガラス作家が、ガラスの原料に、この庵治石の「粉」を混ぜて作ったのが、「さぬき庵治石グラス」。
ガラスと一緒に溶けた庵治石は、淡いブルーに発色し、まるで瀬戸内海の海の色のような美しいグラスが誕生しました。
まさに讃岐の大地から湧き出たアート。そして、古くからの香川の名産「庵治石」の廃材を利用した「エコ」でおしゃれな新しい名産です。


