
平成25年10月に執り行われた、伊勢神宮の式年遷宮、古い社殿から新しい社殿に神様がお引越しをする20年に一度の行事です。
取り壊された古い社殿がどうなるのかはご存じない方もいらっしゃるかも知れません。
実は全国の神社などに譲渡されリサイクルされるんです。鳥居もリサイクルです。
内宮・宇治橋の両端に立つ2つの「鳥居」は遷宮から1年後の去年10月に立て替えられました。この鳥居・・実は伊勢神宮の内宮、外宮の古い御正宮に使われていた棟持柱という大きな柱がリサイクルされたものなんです。
さらに、今回役目を終えた鳥居は、また、別の場所に使われます。一つは桑名市の東海道七里の渡しの鳥居に・・そしてもうひとつは亀山市関町の東海道47番目の宿場、関宿の東の追分の鳥居として再利用されるんです。
ともに今年6月には新しい鳥居がお目見えします。ちなみに前回、20年前に役目を終えた鳥居は阪神大震災で大きな被害を受けた神戸に送られました。桑名の鳥居は長田神社の建築用材として利用され、関宿の鳥居は生田神社の鳥居として再利用されています。
一度伐採されたヒノキ・・御正宮で20年、内宮の鳥居として20年、さらに東海道ゆかりの地で鳥居としてさらに20年・・ここまでで60年使われ、さらにその後もほかの神社で使われるっていうことになるんです。
※画像(上)
伊勢神宮内宮の鳥居(去年立替前の古い鳥居)
西側から撮影 手前の鳥居は桑名に移設されます。宇治橋の奥に立つ同じ形同じ大きさの鳥居が関に移設されるものです。
※画像(下)
現在の関宿「東追分」の鳥居。今年5月下旬に立て替えられます。


