
湿地の保全に関するラムサール条約への登録場所として、先日、国内の4か所が推薦されました。そのうち 2か所は有明海(佐賀県の佐賀市と鹿島市)の干潟です。
佐賀の干潟は粘土質で栄養分を多く含み、生態系が豊かです。
特に佐賀市の東よか干潟には、豊富なエサを求めて、1年で100種類以上の野鳥が羽を休めに訪れます。また、絶滅が危惧されている植物「シチメンソウ」も群生し、秋には真っ赤に色づきます。
ラムサール登録に向けて、佐賀市では東与賀まちづくり協議会が中心となり、干潟周辺の清掃活動や、まちの小中学生の環境教育のサポートなどに力を注いできました。
子どもたちは、「干潟探検隊」や「ラムサールクラブ」を結成し、干潟観察や、他県のラムサール登録地との交流などを通して体験学習を行い、干潟保全の重要性についてしっかりと学んでいます。
今後、6月にウルグアイで開かれる会議で登録が認定される見込みで、まちづくり協議会の西久保会長は「干潟を未来につなげる取り組みは、ここからがスタート。干潟を通して観光と産業が賑わう場所にしていかなければ。」と、決意を新たにしています。


