
白鷹町の中央の南北には最上川が流れ、白鷹山(やま)・葉山などの朝日連峰に東西を囲まれるなど、一見緑豊かな水源の森なんですが、実は手入れされないスギやヒノキの人工林で「緑の砂漠」が広がっているんです。
こういった現状を把握するため、最上川水源の人工林の密度や植生を調べる「最上川森の健康診断」が今月13日、地元住民が主体となり初めて行われました。
この取り組みは、愛知県豊田市のボランティア団体が2005年から実践しているもので、その手法を参考にしながら、地元の実行委員会が県の助成を受けて企画したものです。
サポーターがそれぞれ森林に入り、5メートル四方範囲のスギやヒノキの混み具合、植物の種類や数、土壌の厚さなどを計測・観察するだけでなく、昆虫や野鳥観察などの自然とも親しみながら活動することができます。
山林の現状を把握し、計画的で有効な森林資源の利活用につなげることが狙いで、今後、白鷹町以外の最上川流域の山林にも波及させていきたいとのことですよ。
私たちが定期的に健康診断を受けるのと同じように、これからは森林にも健康診断が必要な時代になるかもしれませんね。

