
福井県大野市内の高地で栽培されている「越前オウレン」。
オウレンはキンポウゲ科の多年草。腸の調子を整えたり、細菌の働きを抑えたりする効能があるとされていて、根や茎が漢方薬の原料となります。
大野市のある奥越地方の標高の高い自然林は、「越前オウレン」が生育するのに適している土地で、平安時代から栽培されているという記録もあるそう。
そんな越前オウレンの「栽培技術」が、今年5月、日本森林学会の「林業遺産」に選ばれました。「林業遺産」は日本の林業の発展に貢献した施設や技術などを後世に残すための選定事業。
現在、商用としてオウレン生産が行われているのは、福井県だけといわれていますが、この「林業遺産」認定を機会に、その栽培技術が途絶えることの無いよう様々な立場から守らねばなりませんね。


